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特定非営利活動法人 東京コミュニティスクールは、小学生を対象とした全日制スクールを運営しています。2014年9月に現校舎への移転を機にベンキュー ジャパン株式会社の電子黒板を導入しました。今回、ベンキューの電子黒板を導入した経緯とその活用方法について、東京コミュニティスクールの久保一之理事長、市川力校長にお話をお伺いいたしました。
もくじ
  1. 理事長、校長先生のプロフィール
  2. 最先端の教育を実現する東京コミュニティスクール
  3. 東京コミュニティスクールの電子黒板の活用方法
  4. 電子黒板を使用しようと思った理由
  5. ベンキューの電子黒板を導入するまでの課題
  6. ベンキューの電子黒板を選択した基準について
  7. 学びの仕組みに最適なベンキューの電子黒板

久保一之氏プロフィール

特定非営利活動法人東京コミュニティスクール 創設者・理事長
株式会社グローバルパートナーズ 代表取締役
株式会社ビジネス・ブレークスルー大学 准教授、大学院専任講師
幼稚園から小学校、中学、高校、大学、大学院、社会人までの幅広い教育実践経験を通じて、グローバルに通用する日本人を育むための学びの研究・開発・実践普及に取り組む。近年は特に初等教育にフォーカスをあてて、探究する学び、国際バカロレアの導入・実践のための支援を積極的に行っている。

市川力氏プロフィール

東京コミュニティスクール 校長・探究プロデューサー
1990年渡米後13年間に渡り、日本人駐在員の子どもが通う学習塾を運営。2003年に帰国後、バイリンガルの子どもを育てる難しさに直面した経験をまとめた著書『英語を子どもに教えるな』(中公新書ラクレ)が大きな反響を呼ぶ。2004年8月東京コミュニティスクール初代校長就任。グローバル時代をたくましく、しなやかに生きるために必要な「探究心」を育む実践・研究を続けている。著書『探究する力』(知の探究社)、『先生!』(岩波新書、編:池上彰)は、教育界はもとより、研究者・ビジネス関係者からも高い評価を得ている。TEDxTokyo2013プレゼンター。子どもたちからは、親しみを込めて「おっちゃん」と呼ばれている。


■最先端の教育を実現する東京コミュニティスクール

- 東京コミュニティスクールがどのような学校か教えて下さい。
当校は、2004年開校の小学生を対象とした全日制のスクールです。現在、児童数は24名。そのほとんどが1年生から当校で学んでいます。中身としては、「探究する学び」をベースとした教育を行っています。いわゆる詰め込み型の教育ではなく、グローバルに通じる頭の働かせ方を学ぶということに主眼を置いています。こういった学びのスタイルをアクティブ・ラーニングといって大学から始めようとしているのですが、当校では小学一年生からやっています。

■東京コミュニティスクールの電子黒板の活用方法

- 東京コミュニティスクールでは、どのように電子黒板を活用されていますか。

活用方法1.学んだ内容をデータとして残す
学びを深めるため、子どもの発言したことを出来るかぎりそのまま書いて残しています。発言した子どもが、自分の意見が書かれたということで自信にもなりますし、発言も活性化します。そのためには、ホワイトボードと同じ感覚で使えて、データとして残す必要があります。電子黒板に書いた板書は、データ化して残すことが可能ですのでGoogleドライブに保存して子どもたち全員で共有しています。子どもたちは、いつでも好きなときにデータを見て復習することが出来ますので、授業中に板書を写すということはしません。

子どもたちの一言一言をホワイトボードと同じ感覚で書き込む

子どもたちは書き写すことより解決方法を探すことに集中

活用方法2.過去の学びを再利用する
授業中に過去に学んだ板書のデータをiPadから電子黒板に映しだして、新しく学んだことを書き込んで使用することもあります。ある4年生の子は、「これKeynoteに貼り付ければいいんだよね」と聞きに来て、電子黒板に書いた板書のデータを自分で加工して学習に使っています。

いつでも自由に手元のiPadで過去の板書を見ることが出来る

電子黒板に過去に学んだことを表示して皆で確認する

活用方法3.学びを共有する
授業では、実験の様子を各自iPadで撮影したり、自分の考えを図に書いて書画カメラで写したりしたものを電子黒板で映すことがあります。写した画像を見ながら、何故実験がうまくいかなかったのか、どうすると改善されるのか、といった意見を出し合いより良い結果を出すためにアイデアを全員で共有しています。

試行錯誤しながら実験を行い

撮影した動画を見ながら意見を出し合う

■電子黒板を使用しようと思った理由

- 電子黒板を授業で使用しようと思った理由を教えて下さい。
当校では、アクティブ・ラーニングを実現するためにITの仕組みを使いたいと考えておりました。機会があって他社の電子黒板を使った模擬授業をやったこともありましたが、使い勝手が悪く実用的ではないと思いました。まだまだ、教育の現場で使える段階ではないと考えていた時にベンキューの電子黒板を使うことになって、「あ、これだ。これなら授業で使える」と感じました。まだ、導入して二ヶ月くらいですが、子どもたちと色々アイデアを出しながら使っています。

■ベンキューの電子黒板を導入するまでの課題

- ベンキューの電子黒板を導入するまでは、どのような授業スタイルだったのですか。
最初は、黒板やホワイトボードを使って板書をしていました。当然、書くスペースが限られていますので、古いところから消しながら書いていました。そこで、今度は模造紙を使うことにしました。模造紙を使うと良い効果があって、常に過去のものを見ることが出来ます。それを見ながら子どもたちは、今度は自分の考えをまとめていくことが出来ます。ところが模造紙は、貼り替えるときに手間がかかるので時間のロスが大きい。どうやったら良い授業ができるか、試行錯誤を繰り返していました。

以前は、模造紙を使って授業を行っていた

電子黒板を使うことで学びの幅が広がった

■ベンキューの電子黒板を選択した基準について

- 電子黒板を採用するにあたり、ベンキューに決めた理由は何でしょうか。

選択基準1.コストパフォーマンスの良さ
企業研修で電子黒板を使ったことがあるのですが、高くて使えないというイメージでした。今回、移転を機に導入を考え改めて電子黒板を色々調べてみるとベンキューの製品は、海外メーカーでありながら、クチコミサイトでは意外に評価が高い。ユーザーランキングも上位にいることがわかりました。明るい教室で使うので3000ルーメン以上あることが最低条件ですが、同等品よりもコストパフォーマンスが良いですね。

選択基準2.電子ペンの性能

ベンキューの電子ペンをものすごく気に入っています。通常のホワイトボードに書いているのと同じ速さで書くことが出来ます。あの速さでも書けるという性能が驚きで、本当に自分の好きな万年筆に出会った感じです。他社の電子黒板を公開授業の際に使ったことがありますが、他社の電子ペンは、書くスピードについていくことが出来ません。板書をしていると反応に時差がありますし、ペンの角度で微妙に書けないこともあります。それにペンとして使うのには、重いのに電池切れも早い。ベンキューの電子黒板のペンは、重さも丁度良いし、電池も一週間は楽々持ちます。

選択基準3.アップル製品への対応

ベンキューさんが海外のメーカーだからだと思うのですが、アップル製品への対応をしていることも選択基準のひとつでした。実際にアップルTV、MacBook、iPadを使って、こうした授業をやりたいからと直接日本の電子黒板のメーカーの方と話したことがありますが、アップル製品のサポートをしてくれる日本のメーカーはありませんでした。

■学びの仕組みに最適なベンキューの電子黒板

- ベンキューの電子黒板の評価とこれから導入を検討されている学校に対してメッセージをお聞かせください。
現在、政府は国際バカロレアというプログラムを全国200校に導入しようとしています。日本でも、今後は、知識よりも思考力や発想力という「頭の使い方を教える」教育が非常に重要になってきます。これらの能力を強化する方法は、小学校から大学、社会人であっても、基本的に全部やり方は同じです。 ベンキューの電子黒板は、我々が実践している「頭の使い方を教える」教育の現場で使う道具として非常にマッチしています。今後、ベンキューの電子黒板を導入しようとお考えの先生がいらっしゃいましたら、公開授業をしておりますので実際に活用している現場をご覧になりに来てください。

左から、久保理事長、市川校長、弊社:近藤、下平
東京コミュニティスクール様、 本日はお忙しい中、 貴重なお話をありがとうございました。 
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東京コミュニティスクールURL:http://tokyocs.org/
※取材日時 2014年9月
※取材制作:カスタマワイズ

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